先発ローテキープで凱旋(がいせん)だ。西武高橋光成投手(18)が27日、群馬・前橋市の上毛新聞敷島球場で小学生対象の野球教室に参加した。来年6月24日に同球場でロッテ戦が行われることを受け「ここで投げられるように、ローテーションを守れるように頑張りたい」とあいさつ。4年ぶりとなる地元開催の1軍戦で、ひと回り大きくなった姿を見せる。
自身初となる地元・群馬での野球教室は、思い出深い敷島球場だった。「ここはいい思い出しかないです。優勝した時もここでしたから」。高橋光が甲子園を制した、前橋育英2年の夏。群馬大会決勝戦の舞台もここだった。そしてプロ2年目となる来季、そのアルバムに新しい1ページが加わることになる。
6月24日、ロッテ3連戦の初戦が同球場で開催される。群馬での西武1軍の試合は、12年8月のオリックス戦以来4年ぶり。「地元で試合を組んでいただいて、ありがたい。でも1軍にいないと投げられない。1軍にいて、かつ、いいところを見せられたらうれしいな」と凱旋登板を思い描く。
狙うはもちろん先発だ。「やりたい気持ちは、やっぱりありますね」。この日の野球教室には、同じく群馬出身のロッテ脇本、オリックス駿太も参加した。特に高崎健康福祉大高崎OBの脇本は同い年。そろって出場、対戦となれば、ふるさとの盛り上げにも一役買う。「その舞台に立てるよう、頑張るのみです」と笑ってみせた。
払拭(ふっしょく)したい思いもある。4月5日の2軍ヤクルト戦、桐生の球場でプロ初の地元登板を果たした。それまで3試合で10回無失点と快進撃を続けていたルーキーが、まさかの6回7安打5失点。悔しい黒星を喫した。すでに少年野球チームの子どもたちにはモテモテだったが「もっと活躍して、もっとワイワイされる存在になりたいと思います」。今度こそ、カッコイイ背中を示してみせる。【鎌田良美】



