広島先発のクリス・ジョンソン投手(31)が5回1/3を投げ、6安打3失点で降板した。

 1回、先頭から連打を浴びるなど1死満塁とし、5番松田に三塁線を破る先制適時二塁打を浴びた。なおも1死二、三塁。失点直後にセットポジションからワインドアップに戻し、後続を切った。1回だけで31球を要し、その後も球数がかさんだ。4回には1死一、三塁からワイルドピッチで失点。球数が100球を超えた6回1死でマウンドを降りた。

 5回に3者連続三振を奪うなど、8奪三振。課題が残る投球の中にも、開幕に向けた好材料もあった。本人も「うまくいった部分も、失敗した部分もあった。2回以降は安定感を心掛けた」と一定の手応えを口にした。