巨人が“一新ローテ”で開幕からのスタートダッシュを決める。23日、開幕カードとなるヤクルト戦の先発ローテが決定。開幕投手は菅野智之投手(26)が務め、2戦目は高木勇人(26)3戦目は田口麗斗(20)が先発する。3投手の平均年齢は24歳。日本一を達成した89年の桑田、斎藤、槙原の23・3歳以来となる若き先発陣で、由伸巨人が船出する。
由伸巨人の船出を飾る先発陣は、チームスローガン「一新」を象徴する若き3投手だった。開幕投手を務める菅野を先陣に、2戦目は高木勇、3戦目は田口が務めることが決定。26歳の菅野、高木勇、20歳の田口の3投手の平均は24歳。89年の桑田、斎藤、槙原の23・3歳以来の若き開幕ローテでスタートを切る。
逆境をはね返すカギは、フレッシュな力だった。先発陣の顔だった内海、杉内を欠き、昨季チーム勝ち頭のマイコラスも開幕2軍。主力の離脱は痛かったが、高橋監督は「一新」を担う若手に託した。昨年、青島神社の絵馬に書いた言葉は「逆風張帆」。「どんな状況、困難に陥っても、船のように帆を張って、突き進む」意志を通した。
運命かのように、日本一を達成した89年と重なった。藤田監督第2次政権の1年目。12ゲーム差の2位に終わって、王監督からバトンを受けた年だった。伝説の3本柱がフル回転し、斎藤、桑田、槙原で計49勝。20勝を挙げた斎藤2軍監督は「オレは2戦目だったかなぁ。若いってのはいいよ」と太鼓判を押した。
託された3投手は、戦闘モードだった。菅野は登板2日前のブルペン投球で調整。高木勇は登板3日前のメニューを消化し、田口とともに室内で汗を流した。最年少の田口は「去年、ローテを守った菅野さん、(高木)勇人さん、ポレダについていく」と意気込み、高木勇は「早く投げたいし、楽しみ」と頼もしかった。
エース菅野は、シーズンを前にエースの誓いを立てた。「いろんな逆境がある中で、今年は全てをプラスに変える」。2カードのDeNA戦(横浜)はポレダ、ルーキー桜井と続き、中5日で菅野が登板する可能性が高いとみられる。“一新ローテ”で日本一を奪回する。【久保賢吾】



