中日吉見が右肘手術からの復帰登板で、7回無失点に抑えた。持ち味の制球力は健在で、巨人打線を5安打に封じた。「年下が頑張っていた。中継ぎも含めて。他のチームでは巨人の菅野を見てエースだなと思った。ああいう投球をしたいと思った。気持ちが入ったし、テンションが上がった」。前日8日には大野が完投勝利するなど、チームは引き分けを挟み4連勝中だった。帰ってきた右腕が、バトンをつないだ。
打線の援護なく、チームを勝利に導けなかったが、目標は「20試合登板中、チームは15勝」。自身の白星の数は気にしてない。「監督、投手コーチ、森ヘッドの信頼を取り戻したい。20試合登板を目標にしているので、あと19回繰り返したい」と語った。
1軍登板は昨年8月5日DeNA戦以来。13年6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術を受けたが、神経が癒着して圧迫されていることが判明。筋膜を開けて神経を正常に解放する「尺骨神経剥離(はくり)術」を昨年10月に受けていた。今日10日に出場選手登録を抹消される見込み。右肘の状態を見て、今後の登板予定が組まれるが、竜投にまた1人、心強い存在が現れた。



