ヤクルト坂口智隆外野手(31)が、プロ14年目で初のサヨナラ打を放った。

 延長10回1死三塁。中堅への犠飛で、4時間4分のゲームを制した。初のお立ち台に上がり、「浅かったのでやってもうた、と思ったんですけどね。本当は格好良く決めたかったけど…。勝ったので何でもいいです」と喜びを語った。

 チームは2夜連続の逆転勝利で、勝率を5割に戻した。試合のなかった阪神を抜き、単独4位に浮上した。真中監督は「投手陣も野手も最後まで集中力を切らさずに戦ってくれた」と評価した。