西武岸孝之投手(31)が3カ月ぶりの白星で3勝目を挙げた。最速147キロの直球を軸に緩急を使い、7回を6安打1失点。4月5日の日本ハム戦以来の勝利に、「何とかチームが勝ててよかった」とホッとした表情をみせた。

 それでも7回に失った1点は、無死二塁から左中間を抜けそうな打球を秋山が好捕し2死までいった後に許しただけに、「抜けたかな、と思った当たりを(秋山が)すごいプレーをしてくれて。すごく大きかった。だからこそゼロで抑えたかったんですが…。点を取られてしまったのは反省です」と悔しさをにじませた。

 次回登板は球宴明け。登板間隔が空くが「これを継続して、しっかり調整していきたい」と引き締めていた。