西武が逆転負けを喫し、借金は再び今季最多タイの14となった。

 2点リードの6回1死満塁で2番手でマウンドに上がった大石が、井口に満塁弾を被弾。さらに鈴木にも2ランを許し、この回一挙6点を失った。打線も好機で決定打を欠き、2、4回に奪った2点止まりだった。

 先制しながら継投ミスでの敗戦に田辺徳雄監督(50)は険しい表情で、「大石は厳しい場面でいったけど、(井口に)2ボールからストライクを取りにいったところを見逃さず、打たれてしまった。(ここまで中継ぎで14戦無失点を)加味して行かせたけど」と振り返った。

 ソフトバンクに勝った6位オリックスに2ゲーム差に迫られた。