西武が今季5度目のサヨナラ負けを喫した。

 延長11回2死一、二塁で、10回の守備から一塁に入った山川が痛恨の後逸。打線が初回に挙げた3点以降、得点圏に走者を進めながら追加点を奪えなかったことも響いた。

 6月9、10日以来、2カ月ぶりの連勝とならなかった田辺徳雄監督(50)は「ランナーは出すけど、あと1本が出ない。(チャンスは)2死からで、もっと早いところから攻めたかった。2死からだと打つしかない。ヒットは出るけど点が取れない悪いところが出た」と厳しい表情だった。