西武野上亮磨投手(29)が6回を1失点にまとめ、4月20日の日本ハム戦以来となる3勝目を挙げた。

 2軍降格中に習得したフォークを多投し、オリックス打線を翻弄(ほんろう)。打線の援護も受けて、5カ月ぶりの白星を手にした。「全体的に高さを間違えず、粘って投げることができました。2軍に落ちてやってきたことが生かせました。野手のみんなや、監督やコーチ、応援してくれる方々がいなかったら、今日の勝ちはなかった。感謝しかないです」と頭を下げた。