トリよ、次はお前だ! 阪神福留孝介外野手(39)が16日、2000安打まで128安打と迫る鳥谷敬内野手(35)に今季中のメモリアル達成を期待した。宮崎市内で行われた第34回名球会チャリティーゴルフトーナメントに参加。3日間の名球会イベントを終えると、阪神から2年連続の名球会会員出現を願った。
緊張の連続だった名球会イベントが幕を閉じた。ゴルフのラウンドを終えた福留はフーと息をついた。「久しぶりにプロに入った時の、ルーキーの気持ちがよみがえるような3日間だった」。球界のレジェンドたちが集う特別な世界。最年少39歳の“名球会1年生”は、あいさつ回りに奔走した。
だが、豪華なメンバーを見渡して気づいた。今回の参加者で阪神OBは小山氏、江夏氏の2人。14年まで阪神に在籍した広島新井もいたが、少し寂しい。福留は「実際に広島とか、中日の選手は多いからね。(阪神も)増えていってほしい」と、後輩たちにも名球会を目指してほしいと願う。
その言葉はメモリアルまであと128安打の鳥谷を意識しているようだった。今季は鳥谷から「1度、預かる」とキャプテンを譲り受けた。精神的な重荷を減らし、復活をアシストしたい福留の思いがあった。「タイガースにとって特別な存在であることは間違いないこと。誰もが認めている」。鳥谷が2000安打を放てば、チームの優勝もグッと近づくはず。だが今季の106安打ペースでは届かない。これが復活を期待する福留流のエール。来年の名球会イベントは、ブレザーを着た鳥谷と記念写真に納まりたい。【桝井聡】



