外野第3の男は俺だ! ソフトバンクが4年目上林誠知外野手(21)の決勝弾でヤクルトを下し、オープン戦初勝利を飾った。1-1で迎えた6回2死一、三塁で、平井の外角高め150キロ直球に逆らわずに捉えて左越え3ラン。2月のキャンプ紅白戦に続き、オープン戦でもチーム第1号を放ち、外野定位置争いで存在を猛アピールした。
上林 1、2打席目といいところがなかったので、何とか走者をかえそうと思っていた。感触はあまりなかったけど、外野の頭は越えたかなと思った。結果が出てよかったです。
試合前時点での実戦は20打数3安打。なかなか結果を出せずにいたが、実戦9打席ぶりのヒットとなる3ランがここ一番で出た。今季のホークスの外野は柳田、中村の2枠が確定しており、残り1枠を長谷川勇、吉村、福田、真砂、釜元、ファームで出番を待つ城所、江川らと争う超激戦区。この日の1発は文字通り、必死の生き残り弾だった。
上林の能力を評価する工藤監督は「もっと自信を持っていい。ゆったりした気持ちを持って打席に入れば結果は出る」と話し、「『狙って打ちました』くらい言ってほしいよね」と、若鷹の台頭を心待ちにする。
上林 アピールしなければいけない立場なので、走攻守全てにおいて内容と結果にこだわっていきたい。
明日7日からは打席数を増やすため、真砂と入れ替わりで筑後での2軍中日3連戦に出場する。開幕ロッテ戦まで16試合。打ちまくってスタメンを勝ち取る意気込みだ。【福岡吉央】
◆上林誠知(うえばやし・せいじ)1995年(平7)8月1日、さいたま市生まれ。小1から野球を始める。土合中では浦和シニアで3年春に全国制覇。仙台育英(宮城)では2年夏から3季連続甲子園出場。13年ドラフト4位で入団。15年に1軍デビュー。憧れの打者はイチロー。右投げ左打ち。184センチ、79キロ。



