巨人高橋監督が昨年のチームを超えた。開幕4連勝で臨んだ敵地でのDeNAとの2戦目。昨年とまったく同じシチュエーション。1年前は5連勝を阻止されたが、今年は違った。オーダーから攻めた。4戦連続先発中だった7番岡本を外し、重信を入れた。

 同点の5回に決断がはまった。先頭の重信が左翼線への二塁打で出塁。俊足がDeNA井納に重圧をかけて流れを変え、この試合におけるワンチャンスで3点を奪った。岡本は打率1割と結果が出ていなかった。それでも連勝中は先発は変えにくいもの。だが迷いはなかった。「打つと思ったから。重信もまだまだレギュラーになってほしい選手。今日はチャンスがあるのかなと」と理由を明かした。

 チーム打率2割4分2厘と決して高くないが、1試合平均得点は5点と効率的だ。「選手が頑張っていい形で戦えている。それぞれがいい働きをしている。それに尽きる」。12球団唯一の開幕5連勝。1941年、2013年の球団記録である開幕7連勝も視野に入ってくるロケットスタートだ。【広重竜太郎】