阪神ドラフト5位の糸原が5回にプロ1号を放つと、同点の9回にプロ初のサヨナラ打。この日は二塁打3本に1ホーマーと、プロ入り初の4安打に3打点と大当たりだった。金本知憲監督のコメント。
「よく練習しているし、振り込んでいる。その成果だと思う。糸原デーでしたね」。
6回に早くも桑原を投入。1安打1四球のピンチをしのぐと、続く回も続投させた。「岩貞の状態を見ながらだったが、(6回は)打順が上位だったし、点を取った後だった。同じような繰り返しになると、雰囲気も悪くなる。流れを変えようと」。
守護神ドリスが3失点で同点に追いつかれた。苦笑を浮かべつつ「ドリスも今年はよくやってくれている。たまにはあるということで」。
「9回にああいうことがあったが、よくはね返してくれた」。
「(球宴まで残りは)2試合なので、リリーフにがんばってもらって、勝ちにいきます」。
その他の一問一答は以下の通り。
-最後はルーキーが決めた
金本監督 本当に、しかもマシソンから、2アウトから作ったチャンス。中谷もよく出た。
-打線が2ケタ安打
金本監督 打つほうは、ホームランもあったり、タイムリーもたくさん出た。来週からも、今の状態を続けてほしい。
-糸原があれだけの活躍をするとは
金本監督 そういう日もあるでしょうが、まさかと言えば失礼だが、今日は3本打っていて、糸原のための舞台か、と最後は思いましたが、その通りになってくれてよかった。
-負けられない試合に
金本監督 桑原を2イニング投入して、必勝リレーでいって、ドリスが追いつかれたが、越されなかったのがね。なんとかマギーを抑えてくれて。
-中谷の最終回のヒットも大きかった
金本監督 大きいですね、本当に。