阪神植田海内野手(21)が今季初昇格して即、持ち前の足でチームに貢献した。8回に四球を選んだ伊藤隼太外野手(28)の代走で出場。犠打と連続四球で作った1死満塁の好機に、大山悠輔内野手(22)の中堅への犠飛で、三塁走者として本塁へ好走。浅めの飛球だったが、捕手のタッチをかいくぐり生還した。

 「(守備の)定位置くらいだったら、行こうと思っていた」と自身初の1軍での得点が、貴重な同点の3点目になった。試合前に「自分にしかない走塁でアピールしたい」と話していた通りの活躍。「与えられたところで頑張ります」と誓った。