西武多和田真三郎投手が7回6安打2失点で、開幕から負けなしの5戦5勝とした。

 序盤はシュート回転した直球を打たれ、3回までに2点を先制された。だが、味方が同点に追い付いた4回からは修正。大量援護にも守られ、勝利した。

 「いつものように、点を取られても次の1点は渡さない気持ちで投げています。点を取ってもらった後は、一層、集中して投げました。前回よりスライダーが足元に決まったけど、まだ確率は少ない。次までに練習します」と話した。

 前日の菊池に続く5戦5勝だが、防御率2・06は菊池(3・34)を上回る。月間MVPの最有力候補に躍り出たが「気にしてません。気にしたら打たれるので」と笑顔だった。