最下位指名から逆襲を仕掛ける。巨人の育成ドラフト4位黒田響生内野手(18=敦賀気比)が“首位”に躍り出た。新人合同自主トレ第3クール2日目の17日、3000メートル走で11分20秒のトップでゴール。「長距離は得意でした。自信があったのでやってやろうと思った」と満足そうに振り返った。

巨人の新人では最下位指名で、12球団でも育成4位指名はソフトバンク中村宜聖外野手(18=西日本短大付)と2人だけ。「今年のドラフトで(指名順位が)一番下なので、1つ1つのメニューを勝つ意識でやっていかないといけないと思っている」と目をぎらつかせた。