ソフトバンクのドラフト2位、杉山一樹投手(21=三菱重工広島)が24日、「杉山世代」を目標に掲げた。

97年度生まれの同学年では夏の甲子園V投手の中日小笠原らが活躍。同僚には15年ドラフト1位の高橋純もいる。だが誰よりも今、注目を集めるのは女子テニスの大坂なおみだ。杉山は「今は大坂なおみ世代ですね。他競技ですけど、活躍は刺激になります」と話し「近い将来、杉山世代に塗り替えたい」と力強く宣言した。

新人合同自主トレではすでに最多6回のブルペン投球。25日には捕手に座ってもらい、本格的に投げ込むつもりだ。武器は長身から投げ下ろす最速153キロの直球だ。大坂のサーブは最速200キロを超える。「負けないくらいのストレートで。出たら人類最速ですね(笑い)」。おちゃめなコメントも大坂に負けない右腕が世代を引っ張るエースになる。