強打者に真っ向挑む。日本ハム吉田輝星投手(18)が25日、札幌ドームで行われた全体練習に参加し、次回登板へ向けて意気込みを新たにした。

23日中日戦は3回6安打5失点でプロ初黒星。現在は登録を抹消されているが、最短で7月4日西武戦(札幌ドーム)での登板が可能。「(パ・リーグは)長打力があるチームが多いなと感じる。そこで力勝負をして自分の実力を試すのもありだし、いろんな考え方ができる」と、自慢の直球で立ち向かう。

右腕にかかる期待は大きい。エース上沢がケガで離脱するなど、先発投手陣の台所事情は苦しい。吉田輝は「パ・リーグの方がデータがある。打者の情報は頭に入れておきたい」と、今からイメージを膨らませている。

休日となった前日24日は登板翌日ということもあり休養にあてた。「ゆっくりして休んだので疲れはない。次の登板のためにもしっかりと(調子を)あげていかないといけない。そういう意味ではいいリフレッシュができた」。リベンジへ早くも燃えている。【山崎純一】