ヤクルト村上宗隆内野手(19)が、先制の30号ソロを放った。

2回先頭で、カウント1-1から広島先発山口の3球目、外角低めの142キロ直球を豪快にバックスクリーン左横へ運んだ。「甘い球でしたが、ミスショットすることなくしっかり押し込めました」と話した。

高卒2年目以内では、セ・リーグで初となる30号に到達した。打点は85に伸ばし、53年中西(西鉄)が打ち立てた歴代1位の86まで残り1打点に迫った。

広島山口は、同じ熊本県出身の同級生。高校時代から面識があるが「特に意識することはないけど、抑えられたら悔しい。打てるにこしたことはない」と話していた。縁のある相手から、節目の1発を放った。