高知・安芸キャンプに参加中の阪神福永春吾投手(25)が13日、高知・安芸郡芸西村のチーム宿舎で契約更改を行った。年俸は現状維持の680万円。(金額は推定)

3年目の今季の1軍出場は3試合。2軍では4月下旬まで防御率0・00を維持するなど、安定した成績を残した。「初めて中継ぎで1年間投げられた。上で活躍出来るように」と来季へ意気込んだ。

胸に刻むのは今季現役引退した阪神ランディ・メッセンジャー氏(38)の“ラストメッセージ”。「ランディさんが『実力は1軍で証明すべきだ』とおっしゃっていて、今それを思いながら練習しています」。メッセンジャー氏が引退試合直前に虎風荘で行った「特別講演会」。そこでもらった金言を今も胸に強く刻む。

今キャンプでは元中日山本昌臨時コーチ(54)の教えにも熱心にメモを取っている福永。レジェンドたちの言葉を胸に、来季こそ1軍定着を目指す。