DeNA砂田毅樹投手(24)が28日、横浜市内の球団事務所で契約更改に臨み、限度額(1億円以下は25%)ぎりぎりとなる1600万円ダウンの5600万円でサインした。

今季は18年の70試合から大幅減のわずか16試合の登板にとどまり、防御率も5・11と納得のいく数字は残せなかった。18年シーズンの成績を落としたくないという思いから「(シーズン中に)トレーニングをして疲れてパフォーマンスが低下したらどうしようと、マイナス思考がすごく出てしまった」という。

その結果、トラックマンなどで計測したボールの数値自体は前年とさほど変わらなかったものの「低下はしなかったけどアップもしなかったので、相手の方がデータで上回った。相手に研究されて、いつも通りのボールを投げても打たれてしまった」と説明した。

今オフはヨガやピラティスをトレーニングに導入して、課題だった体の柔軟性の改善や、体の使い方を理解する勉強を続けている。「自分の体をただ柔らかくするのではなく、理解しながらでないと使える体にならない。今後も週1回やっていこうと思っています。ヨガをやっている時間が一番心が落ち着いて、自分の体の動きを理解できる。来年からキャリアハイをし続けるつもりで頑張りたい」と話した。(金額は推定)