巨人高橋優貴投手(23)が、オープン戦の初戦となる16日DeNA戦(セルラースタジアム沖縄)の先発が濃厚であることが12日、分かった。

今キャンプでは紅白戦2試合に登板。計3回を投げ、2安打無失点と安定した投球を見せている。9日の登板後は「内容もすごく大事ですけど、結果も同じく大事だと思うので、結果が出てよかったなと思います」と手応えを口にしていた。

初の対外試合となる15日の韓国・サムスン戦(同)は、昨季8勝を挙げた桜井が先発予定。キャンプ初日から3日連続ブルペン入りするなどアピールを続けてきた。「菅野さんとサンチェスの(先発)2本柱と言われているが、そこに入って3本柱になれるように。そこは貪欲にやっていきます」と意気込んでいた。

現状、開幕ローテーションはエース菅野と昨季韓国で17勝を挙げたエンジェル・サンチェス投手(30=韓国SK)が決定的。残り4枠を巡り、高橋、桜井に加え15日に登板予定の田口、16日に登板予定の古川、高卒2年目の戸郷らが火花を散らす形だ。沖縄で本格的な競争が始まる。

▽巨人丸(初の実戦に向けて)「出ることで今、自分がピッチャーの球にどれだけ反応できるか、物差しができる」