阪神藤浪らの入院長期化も「思った以上に手強い」

阪神の活動再開もメドが立たない状況だ。

阪神谷本修球団副社長兼本部長(55)は3日、都内で行われた臨時の12球団代表会議に参加。会議後に報道陣の取材に応じ、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性判定を受けた藤浪晋太郎投手(25)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)の3選手が依然として入院中であることを明かした。

同副社長は「苦しんでいます。2回連続陰性というのはほぼ残っていないという判断が出るみたいですけど。(2連続の陰性は)なかなかできないですね。思った以上に手強いです」と現状を説明。3選手は3月26日深夜にPCR検査で陽性判定を受けて27日に入院している。厚生労働省による退院基準は、一定時間を置いて2度の陰性判定が必要だが、現時点で基準に達しておらず、入院が長期化する可能性がある。

3選手の新型コロナウイルス感染が確認されている阪神は、3月30日の緊急役員会議で当面の間、活動休止を延長することを決定している。再稼働は最短で9日以降だが、なにより新たな感染者の発生を防ぐことが最も重要。活動再開については慎重に見定めなくてはいけないのが現状だ。

この日の午前中には、日本野球機構(NPB)とJリーグが連携した「第5回新型コロナウイルス対策連絡会議」も実施された。同副社長は「結構、成果はありました」と専門家のアドバイスを今後に生かす考えだ。開幕日も定まらず活動再開の日も未定。出口の見えない日々が続く。【桝井聡】