西武外崎修汰内野手が、決勝の逆転2ランを放った。巨人戦で1点を追う7回2死一塁の場面。戸郷の初球、150キロの外角直球の球威に逆らわず、逆方向の右翼スタンドへ運んだ。

ベンチ前で、エアハイタッチからのエアアップルパンチ。「ハイタッチは禁止になっていたのでノリですね、あれは。打ち合わせとかはなく、ああなっちゃいました。する“フリ”をすれば、した感じになるんで」と喜びを共有した。

昨季終盤から、打席では歩幅を狭くするなど試行錯誤を続けてきた。左足を踏み込まず、すり足打法にも取り組んでいた。本塁打もすり足気味に打ち「追い込まれたら自由にできないので、投手のタイミングに合わせることの方が大事。あとは変則投手、クイックの速い投手にタイミングが合わせづらいなと自分で感じたら、すぐ変えようって感じです」。工夫をこらしながら、状況に応じて使い分けていく。