巨人菅野4回1失点「これが完成型」逆算思考で照準

  • 巨人対西武 2回表西武1死、外崎の投ゴロを処理する菅野(撮影・河野匠)
  • 練習試合 巨人対西武 3回裏巨人無死、右越え本塁打を放った松原(左)を笑顔で指さし迎える菅野(撮影・足立雅史)

<練習試合:巨人7-9西武>◇2日◇東京ドーム

エースの“2020スタイル”が完成した。開幕投手に内定する巨人菅野智之投手が、山賊打線を相手に4回2安打1失点で万全な仕上がりを示した。

速球をテーマに挙げ、西武森を最速151キロで見逃し三振。山川はフォーク、外崎はスライダーで空を切らせ、毎回の5三振を奪った。「コンディションは引き続きいいですし、意図したボールを投げられた」と納得した。

約2カ月間の個人調整期間中に、1月から取り組む腕から始動する新フォームを微調整した。シンプルを念頭に、グラブを始動と同時に顔の近くに引き上げ、足の上げ方も修正。無駄な動きをそぎ落とし、より再現性を高めた。「これが完成型と言って、いいと思います。体的にも万全な状態になっています」と心技体で準備が整った。

「逆算」の思考で照準を合わせた。3月24日の中日との練習試合に登板後、日々の練習の中で目標を設定。ブルペンの球数、ランニングの強度も上げ、体も絞った。ステイホーム期間中は過去の映像をチェック。視点も変えながら、野球観を高めた。「まだまだ良くなる感触はあります」。王手をかける球団6000勝に向け、さらに磨きをかける。【久保賢吾】

▽巨人原監督(菅野に)「あとは球数、スタミナ。非常に集中力のある練習、やるべきことをしっかりやっている感じに見えます」