ヤクルトは6日、アルバート・スアレス投手(30)のPCR検査の結果が陰性だったと発表した。医師からは急性咽頭炎との診断を受けた。現在は症状も治まっており、7日からチームへの復帰が可能と判断された。

先発ローテーション候補のスアレスは3日の中日との練習試合に先発。4日の投手練習にも参加していたが、練習後に喉の痛みを訴え、37・2度の発熱があった。味覚や嗅覚の異常はなかった。

4日にともにPCR検査を受けた村上宗隆内野手(20、慢性へんとう炎による発熱と診断)に続いて、新型コロナウイルスへの感染は確認されなかった。高津監督は「気になっていた。この時期ですから(開幕まで)時間も少ない。1試合、1日が大事になる。すぐに合流できるということなので、すごくほっとしました」と安堵(あんど)。のどの痛みが消えれば、2選手とも7日から練習を再開できる見込みだ。