6月21日は「父の日」。日本ハム清宮幸太郎内野手ら9選手が父との思い出や感謝のコメントを寄せた。

◆日本ハム清宮(父克幸さんから教わったこと)「一番近い存在だが、一番尊敬できる人。(教わったのは)強みを持つってこと。ここだけは負けないってところ持つ」

◆阪神梅野(小学4年時に母啓子さんが亡くなり、父義隆さんに男手ひとつで育てられる)「自分の場合は母親がいなくて、おやじが小さい時からずっと野球しかり、食事、いろんなことをサポートしてくれていた。なかなか会えてもないので、テレビ越しですけど、元気な姿を見せられたら」

◆ヤクルト塩見(父泰一さんから教わったこと)「小学生の頃から『いつも本気でやれ』と言われていました。僕はすぐに怠けてしまう性格だったので、中途半端な気持ちではなく、本気でやるならとシニアへ入ることを許してくれました。あいさつや箸の持ち方などしつけも厳しかったですが、今となったら感謝の気持ちです。金銭面でも迷惑をかけてきたので、ありがとうと伝えたいです」

◆西武源田(父光明さんの尊敬しているところは)「子どものためだったら、無理してでも動いてくれるところですね。疲れている中でもいつも一緒に練習をしてくれました。中学校に入ってからは『怖い』ということでキャッチボールをしなくなりましたが、バッティングセンターに連れて行ってもらい、練習にも付き合ってくれました」

◆DeNA浜口(父顕人さんに似ていると思うところ、父から学んだこと)「負けず嫌いなところは父親譲りですね。ゲームや遊びでも手加減なしで全力で相手をしてくれました(笑い)。単身赴任で仕事をしていましたが、いいものをつくるために全力を注いでいました。何事にも全力で取り組むこと、全力で突き詰めることを学んだ気がします」

◆ソフトバンク周東(父の尊敬するところは?)「小さいころから野球をやっていて、チームのマイクロバスなどの運転をしてくれました。トラックの運転手をしているので、朝早くから遅くまでしてるのがすごいと思います」

◆楽天辰己(父浩三さんに教わったことは?)「自分がやったことは全て自分に返ってくると教わりました。顔と輪郭は似ていると思います。僕と違って超まじめなところを尊敬しています。今まであまり感謝の言葉を言ったことはないけど、改めて23年間いつもありがとう。長生きしてください」

◆ロッテ井上(あこがれの父親像について)「おやじのようなおやじになりたいです。背中を見て分かる。そんなに言葉は多くないけれど、どしっとしているというか、背中で伝わってくるものはあるので」

◆オリックス太田(父暁さんに教わったことは?)「バットの振り方、グラブの出し方など、ほとんど全て。今は同じチームの打撃投手をしているので、オフは一緒に練習してもらいました」