阪神にとって待望の1発が3回の攻撃で飛び出した。2死一塁で打席を迎えたのは、この日7番に打順が下がっていたジャスティン・ボーア内野手(32)。カウント1-1からの3球目を捉え、左中間スタンドに8号2ランを運んだ。

「打ったのはカットボール。チームにようやく点が入ったし、個人的にも追加点になるホームランを久しぶりに打てて良かったね。ファンの方々にも久しぶりにファイアボールを見せれて良かったよ」とコメントした。

ボーアはこの日の試合前の時点で8月の月間打率が1割8分6厘と不振に陥り、本塁打は7月28日ヤクルト戦第2打席で放って以降、出ていなかった。

実に21試合ぶり、83打席ぶりのアーチ。ホームイン後に恒例の「ファイアボール」ポーズも決めていた。

さらに8回の打席では低め変化球をすくい、右中間スタンドに9号ソロ。来日初の1試合2発を決めた。