中日阿部寿樹内野手(30)が、4回2死二、三塁で阪神先発秋山から左翼へ先制8号3ランを放った。

カウント2-1からの内角への137キロストレートを強振すると、左翼サンズが追うのをあきらめ、見送る完璧な1発。阿部は「1発で仕留めることができて良かった。思い切ったスイングができたと思います。福谷が粘りの投球を見せてくれていたので、まずは先制点を取れて良かったです」とコメントした。9月3日の広島戦以来の4勝目を目指す先発福谷を援護する先制弾は、プロ5年目で年間自己最多を更新するメモリアルな1本にもなった。