オリックス宜保翔内野手(19)が今季初昇格で先発出場し、2年目でのプロ初タイムリー初打点だ。

1点リードの3回2死一塁。西武松本の高め速球をコンパクトなスイングで強振すると、左中間を破る適時二塁打で追加点をたたき出した。「1打席目に比べるとボールも見えていましたし、タイムリーになってくれてよかったです! まずは今年1本目のヒットを打つことができて気が楽になりました。(プロ初打点を)『単純にうれしい』。それだけですね!」とコメントした。

1回に先制弾を放った太田との18年ドラフト高卒入団同学年コンビが、ともにこの日、2軍から昇格し、奮闘する。チームは最下位にあえぐが、次代のホープが躍動し、明るい話題もある。