阪神が連敗を喫した。先発中田が2回に4連打を浴びるなど3失点。中田は今季3度目の登板も勝利を挙げられず、2敗目。チームは2カード連続負け越しとなり、貯金は2に目減り。首位巨人とのゲーム差は10・5となった。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-打線が…

矢野監督 中田も、立ち上がり良かったから少ない失点で頑張ってもらいたいのはもちろんあるし。1点でも少なくいってくれればもちろん良かったし。まあ3点とられたのは、ちょっと流れ的にもしんどかったかなって。でも拳弥(長坂)があそこで打ってくれて、いけるっていうね。取られた後にすぐ取れたから。でも結果的にやっぱり、点取れなかったっていうところが敗因じゃないの。

-中田は1回が良かっただけに、2回の交代は

矢野監督 もちろん投げさせたいし我慢させたいんだけど、試合もこれだけ消化してきてる中で、まあね。春先の試合とは意味合いが違うので。ゲーム差開けられている中ではやっぱり、ある程度早めにいくのは仕方がないかなというところで交代したんだけど。

-救援陣が粘った

矢野監督 ねえ。チャンスは何回もあったし、あと1本というところが出なかったというところだと思う。

-長坂は少ないチャンスの中で打った

矢野監督 びっくりするような、ほんとに必死にやってる結果がね、こうつながっている。その少ないチャンス、みんな通る道だけど、そこからね、こじ開けていって。代打で出るというタイプではないと思うので、キャッチャーでスタメンで出て、リュウ(梅野)が現状こうなったところではね、アピールしてくれたら。チャンスは本人自身がつかめると思うので、本当にすばらしいバッティングをしてくれた。

-決定打、あと1本が課題か

矢野監督 それも課題やし、(6回の)陽川のところ、バントをもちろんしっかりやらないといけないし、流れ的にやることをやったかと言われれば、そういう部分もある。でも、誰かがカバーしていかないと。ミスしたら誰かがカバーして打ってやれば、陽川のそういうのも消えてくると思うし、中田賢ちゃんのああいうのも、打線が援護してあげれば変わるわけだから。そういうところのチームワークというか、そういうのが求められる部分と思う。思いはね、みんなやってくれているんだけど、ここまでくると結果で示すしかできないので。