巨人は21日、川崎市のジャイアンツ球場で新人テストを実施した。

阿部2軍監督や二岡3軍監督などのファーム首脳陣も視察する中87人が受験。実戦で153キロをマークした選手や20メートル走で増田大より速いタイムを記録した選手もいた。最終選考を通過した18人のうち、5人を今秋のドラフト候補としてリストアップした。阿部2軍監督は「1軍に1%でも可能性がありそうな選手を発掘しないといけない。1軍の戦力を最終目標にできるような選手集めをする」と話した。

大塚球団副代表は、独立リーグに所属する球団OBも通じて情報収集。来季構想について「ドラフト本指名で6人予定。(支配下登録が)62~63でスタートしたい。そうすると13~14人を切るか育成に戻さないと。厳しいようだけど新しい血を入れていかなきゃいけない」と説明した。