阪神ドラフト4位の遠藤成内野手(19)が公式戦111打席目でプロ1号を放った。

「9番二塁」でフル出場し、8回の第4打席で4番手畝のフォークを右翼芝生席に着弾させた。

「ちょっと泳ぎ気味だったんですけど、しっかり(バットの)ヘッドが走ったなという感覚があった。入るんじゃないかなと思ってました」。

昨年の球宴でオリックス吉田正が出場したホームランダービーの映像を繰り返し研究し、手でタイミングを取る打撃スタイルに変えたばかり。第3打席にも左前打を放っており、その成果を発揮したが「まだ1打席1打席、自分の間で入れない時がある。しっかり間を大事にして、1打席1球を大切にしていきたい」と気を引き締めた。