東北公益文科大(山形)の153キロ右腕・赤上優人(4年=角館)が、東日本国際大(福島)の左腕・佐々木大輔(4年)とのプロ注目投手対決を制し、優勝に望みをつないだ。

8球団が集結する中、最速こそ146キロも、負ければ相手の優勝が決まる大一番で7回4安打1失点7奪三振。横田謙人監督(50)は「こういう試合で結果を残せないと上では通用しないし、ドラフトも厳しくなる。エース対決を勝ちとったのは大きい」とたたえた。

27日の第2戦で勝てば、雨天順延の1試合を残し7勝2敗で並ぶ。最終的に同率の場合は優勝決定戦にもつれこむ。赤上は「明日勝たないと始まらない。投げられるよう準備します」と必勝態勢で臨む。