ソフトバンク先発石川柊太投手が7回106球を投げ、6安打1失点の粘投で9勝目を挙げた。大型連勝中だけにプレッシャーも大きかった。

「1球1球、気持ちを込めて投げた」。6回無死一、三塁から山川の併殺打の間に同点とされた。走者がいなくなったものの続く外崎に二塁打を許し、再度ピンチを招いた。「ここを抑えるか抑えないかで流れが変わると思った」。8球粘られたが、最後はフォークで木村を右飛に仕留めた。「これからもしっかり1イニング1イニング投げていきたい」。2年ぶり2ケタ勝利へ向け気を引き締めた。