楽天は1回に6点を奪うも投手陣が逃げ切れず、引き分け。55勝57敗8分け、借金2でシーズンを終えた。

三木監督は試合後のセレモニーで「優勝、CS進出というところに向けて、選手がみんな最後の最後の最後まで諦めずに戦ってくれたのですが、力及ばず、4位という成績に終わってしまいました、本当に申し訳ございません」と帽子をとり頭を下げ、スタンドからは拍手が起こった。

複数年契約を結んでいる同監督の去就については、続投を基本線とし、これから総合的に判断する。石井GMは「組閣が決まらない中での練習は、あまり効果をなさないと思う。しっかりと全ての担当を決めて練習に臨みたい」と16日から始まる秋季練習を体制整備の期限に設定した。

同GMは「いろんなところで彼の良さを消しているというのは、僕の最後の反省点としてはある。すごくプレッシャーのかかる1軍の中で采配、指揮を執らないといけない中で、僕が何かできなかったのかな、ということは自分自身、反省しています」と同監督の1年目を総括した。