2年連続で最下位に沈んだオリックスが、組閣の最終段階に入った。今季最終戦のロッテ戦に敗れ、借金23でシーズン終了。今季途中から指揮を執る中嶋聡監督代行(51)が、近日中に監督就任の正式要請を受ける予定だ。

同時にコーチ人事も進めており、ヘッドコーチには今季まで広島で2軍監督を務めた水本勝己氏(52)を招聘(しょうへい)する。高山郁夫ヘッド兼投手総合コーチは投手部門に専念する見込みだ。今季限りで現役を引退した山崎勝己捕手(38)、小島脩平内野手(33)、松井佑介外野手(33)が入閣する方向で、首脳陣の若返りを図る。

また、平井正史2軍投手コーチ(45)と由田慎太郎2軍外野守備・走塁コーチ(39)が育成部門に配置転換されることが判明。ここ数年、球団は若手の育成に力を入れており、戦力の底上げを図る。