日本ハム河野「打たれない直球」和田手本に成長誓う

  • リラックスしながらトレーニングする日本ハム河野。右は石井(撮影・田中彩友美)

日本ハム河野竜生投手(22)が、和田流ストレートで来季リベンジを図る。21日、登板機会がないため、参加していたフェニックス・リーグを一足先に打ち上げ、千葉・鎌ケ谷での秋季練習に合流。キャッチボールやランニングなどをこなし、室内練習場でも精力的に汗を流した。

悔いを残すルーキーイヤーだった。ドラフト1位の即戦力左腕の期待通り、開幕ローテーション入り。登板12試合で3勝5敗、防御率5・07の成績を残したが、主に不振から6度の出場選手登録の抹消を経験した。「自分の実力のなさを痛感したシーズンだった」と反省の方が多かった。夏場に新たな投球フォームを試し、習得出来なかったことも影響した。それでもシーズン終盤に、納得いく球を投じられたことは光明になった。

2年目の飛躍へ、直球をカギに挙げた。「自分はストレートを磨かないといけない。狙っても、簡単に打たれないストレート」と課題は明確。球速以上のキレ味を求めていく。手本にするのは同じ左投手のソフトバンク和田。10月に投げ合った時には、ベンチから熱視線を送った。「球の出どころが分かりにくい」と、ベテランの姿は参考になった。

今オフは、古巣のJFE西日本を拠点にトレーニングに励む。フォームを見直し、直球をパワーアップさせる。「もう一回り、二回り成長しないと、この世界で勝てないと思った。今年より、いい姿を見せられるようにオフを過ごしたい」。悔しさを、進化への糧にする。【田中彩友美】