阪神梅野隆太郎捕手(29)が三井ゴールデングラブ賞を捕手としては球団史上初の3年連続で受賞した。得票数は136票で、2位の中日木下拓の117票とわずか19票差だった。木下拓は盗塁阻止率両リーグ1位の4割5分5厘。梅野はリーグ4位の3割3分3厘だったが、数字に表れない安定感を評価された。

今季は出場98試合中97試合を捕手で出場。スタメンマスクは86試合と正捕手としてチームの2位に貢献した。18年は5個、昨季は6個あった捕逸が今季は1個。「やっぱりワンバンストップですかね。数字に見えないけど、自分なりに止めてきたり、キャッチしたり、進塁を防いだり」。9月5日巨人戦では走者一、二塁の場面で投手藤浪が本塁のかなり手前でワンバウンドさせた球も逃さずキャッチ。「(そのプレーで)球場がどよめいて、驚いたしうれしかった」と、観客を魅了したことを喜んだ。止める自信があるからこそ、思い切って投手にも変化球のサインを出せた。

セ・リーグ捕手での4年連続受賞は75年~87年の大矢、90年~93年の古田(いずれもヤクルト)がいる。「もちろん目指して取るのと、結果取れたというのは違いますし、取りに行って取りたいですね」と、早くもセ捕手最多タイの4年連続受賞へ意欲を見せた。