元ヤクルトの宮本慎也氏(50=日刊スポーツ評論家)が19日、都内でミズノ主催の少年野球指導者向けクリニック用の動画撮影を行った。本来は指導者を集めて講習会を実施する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、中止になっていた。

宮本氏は、指導ポイントや練習方法を紹介しながら、少年野球の指導者から事前に募集した質問に丁寧に答えた。

自宅でも出来るトレーニングでは、基礎的な腹筋、背筋、腕立て伏せを日常的に行うことを推奨。「特に最近は、腕立て伏せができない子どもが多いので、やった方がいい」と話した。またダッシュやランニング、ストレッチも取り入れることで、将来のケガの予防につながると説明した。

少年野球を指導する上ででは「『できないのが当たり前』という気持ちで、根気強く教えること。強いチームに勝ちたい、や全国制覇したいなど、選手たちの目標達成に向けて、指導することが大事です」とポイントを明かした。

打撃、守備、走塁や指導方法について詳細に解説した動画は、後日オンラインで配信される。