「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2020」が29日に神宮球場と横浜スタジアムで開幕する。2年連続3度目の優勝を目指すヤクルトジュニアは、度会博文監督(48)の「この先もつながる野球」という指導の下、明るく元気にプレー。プロ野球選手を多く輩出している大会で、結果を残す。

ヤクルトジュニアはヤクルトOBの三輪正義コーチ、河端龍コーチが度会監督とともに指導にあたる。

◆監督・度会博文(わたらい・ひろぶみ)1972年(昭47)1月26日、千葉生まれ。八千代松陰から中央学院大を経て93年ドラフト3位でヤクルト入団。内外野を守れる万能型。通算527試合で打率2割4分5厘、9本塁打、61打点。08年に現役引退し、2軍のコーチを経て広報や営業を担当。今季は育成グループファームディレクター補佐。来季からはスカウトに就任予定。

◆コーチ・三輪正義(みわ・まさよし)1984年(昭59)1月23日、山口生まれ。下関中央工、四国IL・香川を経て07年大学生・社会人ドラフト6巡目でヤクルト入団。独立リーグ出身選手として初めて18年にFA権を取得。犠打の職人、代走の切り札として活躍。通算418試合、62安打、16打点、23盗塁、打率2割3分6厘。昨季限りで現役を引退。今季からは広報を務めている。

◆コーチ・河端龍(かわばた・りゅう)1976年(昭51)11月10日、京都生まれ。西城陽、龍谷大を経て98年ドラフト5位でヤクルト入団。中継ぎで活躍。通算231試合出場、13勝14敗、防御率3・45。08年の現役引退後は、球団職員として現在は広報担当。18年には、侍ジャパンU12代表コーチを務めた。