楽天ドラフト6位の内星龍投手(18=履正社)が19日、仙台市内での新人合同自主トレで初めてブルペン入りし、25球を投げ込んだ。「バランスなどを意識しながら投げて、とても良いブルペンになったかなと思います」と自己評価した。

出身校の履正社はヤクルト山田哲人内野手(28)らを輩出した伝統校で、内は「(年齢が)近い先輩の(ロッテ)安田尚憲さんと対戦してみたい」と、昨年はプロ3年目ながら規定打席に到達した若きスラッガーの名を挙げた。関わりは内が小学生の時に通った野球教室に、当時中学生で3歳差の安田が所属。恵まれた体格の安田を見て「ずっと何を食べれば大きくなるのかをずっと聞いていました」。

安田からは牛乳を飲むことを薦められたが、小学校卒業時で157センチだった内の身長は伸び、中学卒業時で186センチに。内は「父も母も身長が高いので、遺伝だと思います」。現在は188センチの安田を超える190センチに成長した。同じリーグで対戦機会も多い。「安田さんは対応力がすごそう。あまり考えずに、自分の真っすぐで勝負したいと思います」。高さのある最速148キロの直球を磨き上げ、憧れの先輩に挑戦する。

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