日本ハムは20日、沖縄県が新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて緊急事態宣言を発令し、プロ野球を含むスポーツ競技団体のキャンプ・合宿に関して要請した内容を踏まえて、2月1日から1、2軍が春季キャンプを実施する名護市と国頭村の意向も確認の上、緊急事態宣言期間中の練習については無観客で行うことを決定した。

有観客への移行については、緊急事態宣言が解除され、沖縄県および受け入れ自治体と相談しながら検討する。監督・コーチ、選手ならびにチームスタッフは、事前のPCR検査で陰性を確認した上でキャンプに参加する。また、キャンプ期間中は定期的なPCR検査の実施、不要不急の外出自粛など感染防止対策の徹底を図る。

ファンへ向けてのメッセージも発表した。以下の通り。

・1軍・ファームとも無観客期間中はメイン球場スタンド、サブグラウンド、室内練習場、ブルペンエリアの一般見学を不可とします。タピックスタジアム名護(名護市営球場)は「21世紀の森公園」内、かいぎんスタジアム国頭は「エコ・スポレク公園」内にあるため、近隣住民の方々のランニング・散歩コースともなっており、ローピングで動線を確保する予定です。

・例年球場周辺に設けていた球団グッズショップ、飲食店の出店は有観客移行後もございません。

・公共交通機関利用時を含め、引き続きサインや握手、プレゼントの受け取りを自粛させていただきます。

キャンプを心待ちにされていたファンの皆様には大変心苦しい限りですが、CS放送・GAORASPORTSの『ファイターズキャンプLIVE2021』をはじめ、球団や報道各社からの発信情報を通じてお楽しみいただけますよう、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。