西武栗山が「たこ揚げトレ」気流読み安打積み重ねる

  • キャッチボールをする西武栗山(代表撮影)

プロ20年目のキャリアとは裏腹に、若々しいスイングを繰り返した。西武栗山巧外野手(37)が21日、自主トレを公開。約1時間半の中で濃度の高い練習を披露し「今年は6勤1休のペースでやっています。休みたいと思う日でも球場に来て練習。果たしてどんな効果があるのか分からないですけど、チャレンジしてみるのはいいかなと」。継続をテーマに過ごしている。

球団生え抜き初の2000安打という大仕事が待っている。通算1926安打で記録まであと74本。「目の前にある1打席で1本でも多くヒットを打ちたい。その積み重ねが2000本に近づく」。昨季はシーズン通して安定した打撃を維持し、自身4度目、指名打者では初のベストナインに選出。ベテランの域に達しての週休1日は「正直しんどいです。充実度は100%」と手応えの裏で、一風変わった練習を導入した。

メットライフドームのそばにある狭山湖。西には冠雪の富士山がそびえる場所で「たこ揚げトレ」を敢行した。「風を読まないと、気流があるところじゃないとたこは揚がってくれない。野球もそうじゃないですか。外の球場で意外に伸びた、伸びひんかったなってあるじゃないですか。気流をつかむ練習のためにやっています」。風を感じ気流を読む。思いつきでありながら、遊び心を交えた栗山らしい発想だった。

「そのゲームを左右するような、勝負を決めるような一打を打ちたいと常々思っていますので、大きな目標があるからどうというのはあまり考えていない」。山賊を上昇気流に乗せる一打こそ栗山の真骨頂。カウントダウンはもう始まっている。【栗田成芳】

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