完全復活の1年にする。ヤクルトの川端慎吾内野手(33)が25日、神宮で取材に応じた。前日の24日まで愛媛・松山で山田らと自主トレーニングを行い、帰京した。

昨年は1月に慢性的な痛みを抱えていた腰を手術。キャンプに参加せず、リハビリからスタートした1年だった。経過も順調で「去年とは全然違う。かなり練習ができるようになってきました」とうなずいた。

不安を払拭(ふっしょく)したバットマンは、首位打者を獲得した打力を取り戻す。「今までは本当に腰を痛くないようにスイングしてたところが完全に癖づいていた。だいぶ痛みも和らいできて、腰を使って体全体でしっかり軸で回るっていうところができるようになった。手応えはあります」。正月返上でバットを振り込み、打撃も上向いてきた。

2年ぶりのキャンプは2軍から始まる。「今年はすごくワクワクしてて、あまり張り切りすぎないようにしようかなとは思ってます」と、はやる気持ちを抑えながら調整をしていく。見据えるのはレギュラー奪還。「最初は代打とかそういうところからになると思うので、結果を残せるようにしっかり宮崎の方で準備していきたい」と力強く意気込んだ。

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