米アリゾナ州テンピでキャンプを張る阪神が現地入り。アリゾナではヤクルトがユマ、大洋(現DeNA)がメサでキャンプを張っており、日本のプロ野球史上初めて、3球団が本場のキャンプ地に集結した。

この日、現地に入ると選手は休養をとったが、ブレイザー監督、中西コーチら首脳陣はテンピ球場の視察に出向いた。メインスタジアムは中堅140メートル、両翼118メートル。2面のサブグラウンドも内野まで天然芝。ブレイザー監督は「グラウンドの状態が良いのでノックの必要はない。フリー打撃などの生きた球で守備練習がやれそうだ」と期待した。紅白戦が組まれ、3球団によるオープン戦も8試合予定されていたが、雨にたたられることになる。