万能型の若林晃弘内野手(27)が、田中将打ちで自身初の開幕スタメンに前進した。

4回無死、左打席に入り、131キロのスライダーを右中間席に運んだ。「対戦できるのを楽しみにしていた。すごくいい投手から打てて、自信につなげてまたしっかりやりたい」と、先制のオープン戦“1号”ソロをかみしめた。

両打ちの万能型だ。オープン戦7試合に先発出場。内訳は左翼が「3」で二塁が「4」。この日も「左翼」で先発し、5回から「二塁」に回ったように、内外野問わず出場している。

開幕スタメンに向け、左翼なら松原、二塁なら吉川、北村がライバルになる。自身に足りないものを「ずっと言われている守備力だと思う」と分析し「外野も内野も共通してですけど、一歩目だったりが、自分の場合、硬くなってしまう」。力を抜くことを意識した結果、ここまで失策はない。原監督は「フィールディングも非常に良くなってきています。いろんなポジションも守れるし、今年一番フィールディングを練習した人。だからバッティングも良くなってきたのかもしれない」と評した。

自身初の開幕1軍だけでなく、開幕スタメンも見えてきた。規定打席未達ながら打率3割3分3厘はチームトップ。残りオープン戦は1試合だ。「体と、気持ちの持ちよう、その2つがしっかり合っている。自分の感覚なのであまりうまく言えないけど、仕上がってきているかなと思います」。結果と自信を胸に、26日のDeNAとの開幕戦を迎える。【久永壮真】

▽巨人ウィーラー(オープン戦27打席目で初アーチとなる右越え2ラン) なかなか結果が出なかったが、我慢してコツコツ積み重ねてきたことが結果につながってうれしい。