けが人続出の西武に、ドラフト1位渡部健人内野手(22)と、綱島龍生内野手(21)が1軍合流した。4日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)に合わせて前日の練習後に通達され、福岡入りした渡部は「ビックリしました」。栗山巧外野手、山川穂高内野手に続き前日3日には、ブランドン内野手が登録抹消。さらに外崎修汰内野手が左腓骨(ひこつ)骨折で長期離脱を余儀なくされた。相次ぐ主軸の戦線離脱を受け、昇格した。

渡部は開幕直前に2試合オープン戦に出場も、開幕1軍を逃した。ファームではイースタン・リーグ楽天戦(3月31日)で1試合2本塁打放つなど4本マーク。打率も3割0分8厘で「少しずつ振れてきたと思います。1軍でもしっかりバットを振れるようにやっていきたいです。緊張もありますが、楽しみでもあります。自分の良さをアピールしていきたいです」と気持ちを高めていた。

綱島もファームでは打率4割4分4厘と好調を維持し抜てき。1軍デビューに向け「1軍昇格を知ったのは昨日の練習後でした。めっちゃびっくりしました。チームに合流して緊張しています。初めてなので…。ファームで今までやって来たことを、一軍でもいつも通りやっていければと思います。思い切りのいいバッティングをしていきたいです」とコメントした。