阪神先発の秋山拓巳投手(30)が意地の粘りを見せた。2回、木下拓に先制弾を浴びたが、その後は踏ん張る。7回無死一、二塁。打ち気にはやる3者を変化球でフライアウト3本に料理した。「あそこを1人で投げきることができた。こういう積み重ねが次につながる」。4月30日広島戦(甲子園)以来、中12日の先発だったが7回1失点の好投。矢野監督も「先取点は取られましたけど、その後、粘ってくれました。最後のピンチも乗り切ってくれた」と評した。