オリックスの前半戦首位ターンは11日以降にお預けとなった。先発山崎福が1球に泣き、6敗目を喫した。1-0の3回2死一塁。2番柳田に初球119キロ変化球を捉えられ、右翼席へ逆転2ランを浴びた。「調子自体は悪くなかった。(柳田は)もちろん、良いバッターなので警戒はしていた。初球の入り方をもっと気を付けなければいけませんでした」。6回4安打2失点と試合を作ったが、反省の言葉を並べた。

打線はマルティネスら5投手に1点に封じられ、中嶋監督は「耐え時かなと。全員が全員、調子が良いわけではないんでね」と懸命に前を向いた。前半戦は残り3試合。11日のソフトバンク戦は今季9勝をマークしている宮城が先発。首位ターンを決めて見せる

▼オリックスは11日ソフトバンク戦に○または△なら、前半戦の首位ターンが決まる。●の場合でも、ロッテや楽天の結果次第で1位通過が確定する。14年以来7年ぶり。